リチウムイオン電池の話

iPhone修理

こんにちは!スマホ修理のせんだい屋天童店です!
今の時代ほとんどの人がスマートフォンやタブレットを持っている世の中になりましたね。
皆さんは普段使用しているタブレットやスマートフォンに内蔵されている
リチウムイオン電池という電池をご存じでしょうか?

昨今の充電式の道具や日常的に使用している製品の多くに使われている電池で、
リチウムイオン電池の登場によって、製品の小型軽量化が進み、
持ち運べる、充電して繰り返し使える、などの利便性を享受できるようになりました。
しかし一方でリチウムイオン電池が関与した事故の報告も少なくはありません。


少し前にモバイルブースター(携帯式充電器)等がカバンの中で異常発熱、
発火して火傷を負った事故があったのを覚えていますでしょうか?
この時発火したモバイルブースターにもリチウムイオン電池が内蔵されています。

実際に
「普段使用しているスマホが異常に発熱する」
「バッテリーが膨張してきている」
こういった相談も多く寄せられます。

一般的に、リチウムイオン電池には様々な保護機能が搭載されており、
安全に使用できるように設計されています。
しかし、高温環境で使用される、外部から衝撃が加わる、
この様な状況はリチウムイオン電池の膨張や発熱、破裂
などの事故につながる要因になる可能性があります。


これは普段使用しているスマホにも同じことは起こりえます。
手から落としてしまった時の衝撃や、
一度に大量のアプリを起動した状態でポケットやカバンに入れ、
結果熱がこもって高熱になってしまったり・・・

(独)製品評価技術基盤機構 NITE が
スマホに衝撃を加える実験動画をYoutubeにアップしています。
https://www.youtube.com/watch?v=MqCmPBgyqXU
こちらをご覧いただくと「リチウムイオン電池怖ッ」
となるかもしれません。

普通に生活していてスマホがくの字に曲がってしまうことは稀だとは思いますが・・・
地面に落としたりすることは経験したことがある方も多いのではないでしょうか。

落とした直後は見た目上問題なくとも、
後になってから徐々にバッテリーが膨張してくる、なんてこともあります。

当店にもバッテリーが膨張して液晶パネルを押し上げてしまい、
液晶パネルとスマホのフレームの間に隙間ができてしまったり、
ひどい物だとタッチ操作が効かなくなってしまったりしたiPhoneが
持ち込まれることも少なくありません。

もちろん、外部からの衝撃以外にもバッテリーが膨張、発熱してしまう原因はあります。
長期的な過放電/過充電、充電しながらの使用、
こういった行為はバッテリーの寿命を縮め、膨張を助長する原因になります。

そしてこの膨張したバッテリーに外部からの衝撃や、
バッテリーパックに傷が入ってしまったりすると、
バッテリーからの発煙発火に繋がってしまいます。

ちょっと膨張して来たけどまだ使えるから・・・
そう思って使っていると大惨事になってしまうかもしれません!

普段何気なく使用している物も、扱い方や保管の仕方で非常に危険なものに変わってしまいます。
スマホやタブレットも正しい使い方で、なるべく長く使用したいですよね。

もしもバッテリーに何か不調が表れてきたら、すぐに当店へお問い合わせください!
お客様のデータはそのままで最短30分でバッテリー交換致します!